スペイシー100のノーマルグリップは凹凸がなく、さらさらしていて滑りやすいです。スペイシー君は実用車なので、なるべくお金をかけずに滑りにくいものに交換したいと思います。グリップを探していたら、ハイスロもどきのような商品があったのでついでにスロットルパイプも交換しました。
用意するもの
- 汎用スクーターグリップ(今回のものは約300円ですがこれはお好みで選んで下さい。)
本当はセローに使用している「キジマMXタイプ」がよかったのですが、あえてケチってみました。 - キタコ(KITACO) スーパースロットルパイプ[ディオ110:JF31/リード110:JF19用]
スロットル開度:約11% ハイスロットル化(ノーマル比) - 14mmスパナ(ミラー脱着用)
- プラスドライバー(長めのもの)
- パーツクリーナー(または石鹸水)
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↓これ、セローで使ってるグリップ。安くて滑らないです。
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外装の取外しとグリップの交換
- 14mmスパナで左右のミラーを外す。
- ハンドル下のビスを外す。左はホーンボタンの内側下方。右はセルボタンの内側下方。
(私のスペイシーは右は割れてしまっているのでタイラップ止めしてあります) - 前面カウルのウインカー下のビスを外す。
- メーターの前面カバーを外す。ウインカーのカプラーを抜かなくても作業はできますが、ツメを押して引き抜くだけなので必要に応じて外してください。
- 右スロットルホルダーのビス2本を外す。
- 純正スロットルパイプからアクセルワイヤーのタイコを外し、アクセルグリップを引抜く。
- スロットルパイプにパーツクリーナーを吹きかけてグリップを押し込む。(石鹸水などでも可)
- 新しいグリップにアクセルワイヤーのタイコを取り付ける
- 手順5の工程を逆に行い、スロットルホルダーを元通りに取り付ける。
- 左グリップはハンドルパイプとゴムグリップの間にマイナスドライバーを入れて、パーツクリーナーを吹き込みながら外す。外れにくい場合や、外すグリップが不要であればカッターで切ってしまったほうが楽かもしれません。
- パーツクリーナーか石鹸水を使用して新しいグリップを取り付ける。
- アクセルが正常に開いて戻る等の動作確認をした後、外装とミラーを取り付けて完了。
まとめ
作業自体は特に難しいことはありませんが、場合によってはグリップを外すのに苦労するかもしれません。コンプレッサーとエアガンがあれば隙間にエアーを入れて抜けやすいので持っている知人がいればお借りしたほうが絶対に楽です。さて、交換後の感想としてグリップは滑ることはなくなりましたが、お値段なりの可もなく不可もなくです。外径の太いグリップなどを選ぶともっと握りやすくなるのかなとも思いました。スーパースロットルの方は11%ハイスロ化という微妙な数値ですが、握り返すことなく全開にできるので費用対効果としては十分に「あり」だと思います。