意外と使える「ヘルメットリムーバー」の効果

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2006年より、MFJ(日本の二輪スポーツを統轄する組織)の公認レース参加者への使用が義務付けとなった「ヘルメットリムーバー」ですが、サーキットではなく一般道でも便利な使い方があるので紹介させてもらいます。

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便利な使い方

実は、本来の目的である、もしもの時のライダーの安全(傷病者の負担軽減)とは違った効果があります。それは・・・

  • ヘルメット脱着時に耳が痛くならない
  • 汗をある程度吸収してくれる
  • 髪型が崩れにくい
  • 前髪が長くても気にならない
  • メガネを使用する人でも問題ない

RSタイチ ヘルメットリムーバー RSC001

他メーカーの製品も含め価格はおおむね\2,000前後のようです。フルフェイスタイプのマスクも使用したことがあるのですが結局これのほうが使い勝手がよかったです。

ヘルメットリムーバー横
ヘルメットリムーバー正面

便利な理由

  • ヘルメット脱着時に耳が痛くならない

ヘルメットを被る前に「ヘルメットリムーバー」が耳を覆ってしまうので耳が折れ曲がることなく 被れてしまう。

  • 汗をある程度吸収してくれる

少しの汗ならば「ヘルメットリムーバー」 が水分を吸収してくれるので汗が内装に付かないため、汚れにくく臭いの予防にもなる。また、生地がサラサラしているのでヘルメットを脱ぐときにも べたつかずにスムーズに脱ぐことができる。 

  • 髪型が崩れにくい

髪型にもよりますが前から被るようにすると、脱いだ時にぺったんこになりにくい。 

  • 前髪が長くても気にならない

ヘルメットを被る前に「ヘルメットリムーバー」の中に髪の毛を入れてしまえるので目の前でチラチラすることもない。

  • メガネを使用する人でも問題ない

構造的になんの問題もないので安心です。

本来の目的

念のため、本来の使用目的も記載しておきます。

アシストフードは頚椎に負荷を加える事無く、傷病者からヘルメットを脱がす事を目的として開発された緊急時脱帽システムです。アシストフードはヘルメットの機能を損なわず、ヘルメットに改造等を一切行わず、今まで発売されたほとんどのヘルメットに対応可能なシステムです。アシストフードによる脱帽プロセスでは、ヘルメットを脱がせる際の力は頭頂部付近のみに加わります。この事により、ヘルメットを脱がせる時の傷病者の頚椎への負担を少ないものとしています。

「株式会社 アライヘルメット」公式サイトより

しかも、アライヘルメットはこの技術で特許を取得しているにもかかわらず「類似する製品を製造・販売されても、それはモータースポーツの安全性向上に寄与する行為と歓迎し、本システムの発明に関わる異議の申し立ては致しません。」とまで謳っています。特許技術を営利目的だけに留めない姿勢が企業としてもすばらしく、自分もアライヘルメットのユーザーとして誇りに思ってしまいます。と言いながら「リムーバー」自体はRSタイチを使用しています・・・。

唯一の残念なところ

値段も\2,000ほどでいいことづくめなのですが、唯一残念なところが・・

被る時に見た目がマ・ヌ・ケで恥ずかしいです。脱ぐときにはヘルメットと一緒にスルッと脱げますが、被る時だけなるべく人目を避けたほうがよいでしょう。

まとめ

髪の毛や耳が痛い問題は多くのライダーが抱えている悩みだと思いますので、価格的にも試してみる価値のある商品だと思います。

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