仲間と管理コースや林道を走っている時に、はぐれたりスタッグなどで助けを呼ぶのにあると便利なのがトランシーバー。また、先の見えないガレた道やヒルクライムなど途中で止まると再発進が困難な場所などでも先の状況確認ができるので安心です。オフヘルにインカムまでは要らないなという方であればおもちゃ+α程度のものを首にぶら下げておけば十分に役に立ちます。
パッケージ
思っていたより小さくて軽い箱で裏面には以下の機能が記載されています。
・見通しの良い場所で1~2km
⇒山林での使用では通信距離の過信は禁物
・免許不要、無料通話
⇒合法電波なのでその通り
・通常通話
⇒意味不明
・高音質
⇒それなりに聞こえます
・ハンズフリー機能
⇒エンジン音、排気音があるので使用できません
・低電量提示
⇒あまり電力を使わないということ?
本体
チープさはあるものの手のひらにすっぽり入る小さめな作りなので、使い勝手は良いと思います。取扱いについて難しいことはありませんが、チャンネルや音量設定の仕方など一通り説明書を読んでおくことをお勧めします。
バッテリーは内臓ではなく、別売りで単四電池が3本づつ必要となりますので充電式のニッケル水素の使用をお勧めします。
この製品の特長ともいえる側面にUSB-Cの充電ポートを装備。これにより本体に充電式電池を入れたままの充電が可能で、充電の度に電池を取り外す煩わしさがなくなります。
参考実機レビュー動画
レビューはその道のプロにおまかせw「サトシの趣味部屋」さんが詳しく検証してくれています。
実際に使ってみて
・開けた場所では500mくらいまでは問題なく通信できることを確認。
・必要な時に使い常時通話するわけではないので満充電で1日使ってもバッテリー切れになることもなし。※心配であれば単三電池を予備で準備すればよいかと思います。
注意すること
・付属のバックルで衣服などに固定することもできますが、オフロードを走行するには外れてしまう不安が残ります(実際に落ちて紛失しかけたこともありました)。なので百均のネックストラップとカラーヘアゴムで首から下げた状態でリュックのショルダーベルトなどに固定しています。また、落下した際に本体が黒くて小さいので見つけづらいため、カラフルなヘアゴムを取り付けてあります。これは、もともと派手なカラーの製品(おもちゃ感は増しますが)を購入するとか、スプレーで色付けなどしておくとよいかもしれません。
・キーロック(メニューボタン3秒押し)をしておかないと、気づかないうちにボタンが押されて操作音や呼び出し音が鳴ってうるさいです。
まとめ
しょせん数千円のおもちゃレベルのトランシーバーですが、アタックツーリングや練習時に仲間とやり取りできるのはかなり便利で遊んでる感も味わえ、レース会場やトランポ移動の時の通話にも使えたりします。また、ヒルクライムを成功した人が上から失敗した人をからかう・・・いや、応援やアドバイスを送るという使い方もあります。