筑波サーキット走行1回にかかる費用

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自分の車でサーキットを走ってみたいけど、お金はいくら位かかるのか?そんな疑問に私の実体験をもとに解説します。

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サーキットの魅力

日常では決して味わうことのできない非日常の世界。自身の車でのアクセル全開&フルブレーキング、コーナリング時の横G、ブレイクした時の挙動などの限界走行はサーキットでなければ体験することは難しいでしょう。

危険と隣り合わせと言われるモータースポーツですが実はとても安全に配慮されていてリスクは思っているより少ないです。というのもドライバーの走行目的も一緒なうえにサーキットごとにルールが決められており、当然一方通行で対向車、交差点、歩行者もなし、コーナーにはエスケープゾーンが設けられていてコースアウトも前提で設計されています。また、各コーナーにオフィシャルスタッフが配置され、コース上に問題があればフラッグで知らせてくれます。※故に各フラッグの意味は重要なので理解しておくことと走行時に見落としが無いよう注意が必要です。

ということで、今回は私の利用している筑波サーキット・コース2000の4輪ファミリー走行という初心者クラスを例に実際にかかる費用について紹介したいと思います。

ざっくり当日1回の実費は約13,000円

早速の結論ですが、既に走行可能なマイカーを所有、かつサーキットライセンスありを前提とします。
(よって、車両本体価格と車検費用や通常維持費は含みません)その他に、必要に応じて飲食代がかかります。

項目費用備考
走行料金3,400平日【土・日・祝 は4,000円】
タイム計測1,000計測器レンタル+プリント
燃料代5,240往復+走行 ※1
高速代3,340往復 ※2
合計12,980
当日の実費一覧表

例として出発-帰着を仮に「東京駅」とします。
※1
通常平均燃費約7km/ℓ・コース内走行時 燃費約2.5km/ℓ (BMW M235iの場合)
ハイオク価格約170円/ℓ(東京都2022年1月) 参考:ガソリン価格ランキング
東京駅-筑波サーキット 片道約66㎞ 燃料代1,600×往復=3,200円
筑波コース2000(約2km) 約15週=30km 2,040円
参考サイト:ガソリン代計算
※2
首都高宝町-常磐道谷和原  1,670円(ETC料金)×往復 参考サイト:ドラぷら

その他の諸費用  29,154円 /回

筑波ファミリーライセンス
筑波ファミリーライセンス

先ほどは当日かかる「ざっくりの実費」でしたが、もう少し実際にかかる大きな経費を入れて計算します。
1か月に1度、走行1回/日のペースで走ると仮定して・・。

ライセンス費用

入会金 3,000円
年会費 6,000円
保険料 2,650円
手数料 2,000円
予約金 5,000円
——————–
    18,650円/年(最大) 

※年会費は更新までの残り月数で変動します。
18,650円÷12ヶ月=☆1,554円/月

詳しくは公式サイト「筑波サーキットライセンス制度」をご確認ください。

タイヤ

サイズや銘柄で価格は大きく変わると思いますがここではBMW M235i純正サイズのフロント225/40R18・リヤ 245/35R18 、銘柄は「POTENZA RE71-RS」で計算。
フロント30,000円X2 リヤ40,000X2本 仮に6回走行限度とします。
140,000円X2=280,000円÷12ヶ月 =☆23,300円/月


※消耗品であるタイヤは下記のような通販などを利用してできるだけ安く購入しましょう。

エンジンオイル

BMW純正エンジンオイル BMW純正 ロングライフオイル M TwinPower Turbo 10W-60 1ℓ
約4,000円 6.5ℓ=26,000円X年2回 52,000円 ÷12 ヶ月 =☆4,300円/月

小計 29,154円/月

1か月に1度、走行1回/日の計算だったので

項目費用/回
ライセンス 1,554
タイヤ 23,300
オイル 4,300
合計29,154

だいたいトータルで 42,154円/回くらい

筑波ピット上
ピット上

最初の「ざっくり実費」に上記のライセンス、消耗品の費用の29,154円を加えると 1回の走行あたり42,154円となります。毎月1回走行すると年間505,848円となります。
計算に含んでいませんがタイヤ・オイルの交換には工賃もかかり、その他消耗品にはオイルフィルター、ブレーキパッド、ブレーキフルード、ATフルード・・などなども必要なので実際はもっとかかります。タイヤ以外はノーマルでの計算なので資金があれば足回り、ブレーキ、エンジン諸々やりだしたら際限なくつぎ込めます。楽しそうですね!

装備装着義務のあるもの(筑波サーキットの場合)

  • 牽引フック(純正品でOK/緊急時にすぐ取り付けできるよう車内に常備携帯)
  • ヘルメット(二輪の物でOK/最低限JIS規格以上)10,000位円~
  • レーシンググローブ(軍手や肌の露出する皮製グローブは禁止) 5,000円位~ 

その他

筑波サーキットではファミリー走行でも上級のEクラス(平均タイム1分08秒999以下)になるとレーシングスーツ着用義務が発生します。ここまできたらJAF/FIA公認のものを購入したほうが良いと思います・・・。これで準備は整いました、もうあなたは立派なレーサーです(見た目は)。もう後戻りはできません。まずはJAFのBライセンスを取得してトップレーサーを目指しましょう!

  • レーシングスーツ 約30,000円~ 
  • フェイスマスク 約4,600円~
  • レーシングシューズ 約20,000円~
  • 4輪競技用ヘルメット 約55,000円位~
  • HANS(頭部前傾抑制装置)推奨 約50,000円位~ 

まとめ

TC2000第一ヘアピン
TC2000第一ヘアピン

初めての方やちょっと試してみたいという方はまずはショップなどが開催する走行会などを利用してみるのも良いかと思います。ブリーフィング(事前説明)でコースの説明や攻略法、フラッグの意味から走行マナーまで教えてくれるはずです。予算も1日何回か走行出来て約20,000~30,000円位なので一度走行会を体験してみて、もう少し走りこんでみたいなと思ったら自分の予算と走行頻度によってライセンス取得を検討するのもありかと思います。あとはミニサーキットなどはライセンスや走行料金も安く設定されているようなのでそこから入るのも手だと思います。それではぜひ、安全で楽しいカーライフを送ってください!

初心者でも安心、ミニサーキットの魅力。
サーキットを走ってみたい!けれど何から始めたらいいかわからないという初心者の方におすすめの「ミニサーキット」の魅力をお伝えします。

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