【Web版】埼玉の名瀑とダム巡り、そして名物わらじカツ丼【VTR1000F/ツーリング】

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2022年月のゴールデンウイーク真っ只中、なるべく混雑の少ない道と場所を選んで埼玉県秩父市の名瀑「丸神の滝」と名物わらじカツ丼の元祖「安田屋 小鹿野本店」を訪問した時のツーリングレポートです。

旅程:有間ダム(飯能市)⇒浦山ダム(秩父市)⇒丸神の滝(秩父郡小鹿野町)⇒安田屋小鹿野本店(小鹿野町)⇒秩父ミューズパーク(小鹿野町)

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圏央道青梅インター

東京都の西部に位置する青梅市にあるインター。奥多摩や秩父への入り口として利用される人も多いかと思います。

有間ダム/名栗湖(埼玉県飯能市)

青梅インターから都道44号(岩蔵街道)と221号、県道70号(名栗街道)を通って約20km、35分ほどの距離です。主に東京や埼玉のバイク乗りの方はとりあえず行こうか的なお散歩スポットだと思います。景色も良くてほど良い距離、バイクも停めやすくてダム湖である名栗湖をバックに撮影できるため、ツイッターなどのSNSでも目にすることが多いですね。今回の訪問時刻はAM8:00頃でGWにしてはぼちぼちの台数でした。天気が良かったので、おそらくこの後はバイクで埋め尽くされたのではないでしょうか。

有間ダム
AM8:00頃の様子

今回のツーリングではあくまで通過点として立ち寄ったのみで、国道299を避けるべく名栗湖の西側から山道を通って浦山ダムを目指すつもりでした。過去に何度かこの道を取ろうと思ったのですが、いつも通行止めだったので今回こそはと思ったのですが、やはり通行止めでした。ちなみに名栗湖を西に抜けたところに管理釣り場があるのですが、駐車場が満車で家族連れの方々で大変な賑わいでした。

浦山ダム/秩父さくら湖(埼玉県秩父市)

やむなく、引き返して別ルートで浦山ダムを目指します。県道53号(青梅秩父線)を通って国道299号、そして国道140号を使って約34㎞、1時間くらいかかります。県道53号は車の往来は少ないですが、それもそのはずで場所によっては道幅も狭く、かなりのくねくね道です。また、国道299号には有間ダムと同じくバイク乗りが大好きな「道の駅あしがくぼ」があるので、そこの入り口付近は多少混雑していました。

県道53号
県道53号

浦山ダムはぱっと見でもかなりの規模で、堤高(ダムの高さ)156mと日本の巨大ダム第6位となっています。※さっきの有間ダムの堤高83.5m 

また、駐車場に併設された「うららぴあ」という2階建てのダム資料館があり、食堂では「ダムカレー」を提供しているようです。後で知ったのですがダムの内部に入れるエレベーターがあるようで、知っていれば利用したのに・・・。これから行く人はぜひ!

秩父さくら湖
秩父さくら湖
浦山ダム/ダム湖側
浦山ダムを見下ろす
浦山ダムを見下ろす
浦山ダムからの眺望
浦山ダムからの眺望
Fire Stormと秩父さくら湖
Fire Stormと秩父さくら湖
浦山ダム見学案内 | 浦山ダム

駐車場を出て湖の東側の道を南に少し(1.5km,3分)行くとちょっとした展望広場もあります。

浦山ダム展望広場
浦山ダム展望広場
浦山ダム展望広場/Fire Storm
浦山ダム展望広場/Fire Storm

ダムの駐車場から下っていくと鉄橋があり、さっきは見下ろしていた浦山ダムを今度は見上げることができます。撮影の上手な人ならいい写真が撮れそうです。

諸上橋からの浦山ダム
諸上橋からの浦山ダム

丸神の滝(秩父郡小鹿野町)

浦山ダムから国道140号→県道37号→県道367号を通って約24km40分程の距離にあります。県道367号はかなり道幅の狭い箇所があり、対向車とのすれ違いに注意が必要です。また、道路に砂が浮いている部分もあったのでバイクの方は路面状態にも注意してください。GWど真ん中で前に車が1台、すれ違ったのは数台なので平日だったら1台もすれ違わないなんてことも・・・。

丸神の滝には未舗装ながら無料駐車場があり自動車で10台以上は停められそうです。管理されてきれいなトイレも設置してあります。

滝までは、先ほどの「丸神の滝東側入口」から徒歩20分程ですが、道中の景色が素晴らしく廃校や小さな橋、渓流の流れなど滝に着く前に癒されてしまう・・・と感じるのもつかの間、途中からはキツイ傾斜が待っています。

丸神の滝入口
丸神の滝入口
丸神の滝駐車場
丸神の滝駐車場
丸神の滝入口(東側)
丸神の滝入口(東側)
入口からの橋
入口からの橋
丸神の滝案内板
丸神の滝案内板
廃校
滝までの道のり1
滝までの道のり1
滝までの道のり2
滝までの道のり2
ロープのある上り坂
ロープのある上り坂
急な傾斜道
急な傾斜道

丸神の滝は「段漠」で落差は76mの3段(1段目12m、2段目14m、3段目50m)東側入口から入った観漠台から見えるのは一番下の3段目のみですが、それでも十分に見ごたえがあります。結構道のりがきつかったので今回はさらに上に行くことはやめておきました。埼玉県内では唯一日本の滝百選に選ばれた滝ですが、埼玉県民でもそのことを知らない人が多いようです。

安田屋小鹿野本店(秩父郡小鹿野町)

丸神の滝から走ること約16km、30分。秩父名物わらじカツ丼の元祖と言われている「安田屋小鹿野本店」へ。付近に到着したのですが、場所が分からずに歩いて少しウロウロしていたら、地元の年配の女性が声をかけてくれて、駐車場とお店の場所を教えてくれました。なんでもその方も「県外から親戚が来た時には安田屋さんに連れて行くと喜ばれるんだよ、秩父駅の近くにも安田屋さんはあるけどこっちが本家だからねぇ」とにこやかに話されていました。期待が膨らみます。また、参考までに小鹿野町はバイクを使って町おこしをしているらしく、利用した町営駐車場もバイクのスペースが多く取られていたり、有名な「小鹿野バイクの森」や「バイク神社(小鹿神社)」があったり、バイクで来たと申告すると特典があるお店があるとのことです。

小鹿野町営駐車場②
小鹿野町営駐車場②
お店のある路地
お店のある路地

11:00開店で到着したのが11:15頃。3人ほどがお店の外のベンチで待っていました。時おり、テイクアウトの受け取りの人が何組か出入りしていました。20分程待っていたら、店員さんから「どうぞ」と店内に案内され入店。

歴史を感じる看板
歴史を感じる看板
店舗前順番待ち
店舗前順番待ち(11:35頃)

外観、店内ともに昭和にタイムスリップしたような懐かしい感じの作りに気持ちがほっとします。メニューは「カツ丼(2枚)¥900」、「1枚¥800」、「3枚¥1250」の三種類という潔さ。せっかくなのではみ出したわらじかつを見たいので、デフォルトの2枚を注文。もちろん、支払いは現金のみです。

店内の様子
店内の様子
メニュー表(クリックで拡大)

ほどなく提供された念願の「わらじカツ丼」は夢にまで見たはみ出し具合でふたが閉りきりませんw。そのふたを開けるとそこにはボリューミーなかつが2枚。甘いソースの香りが食欲をそそります。いざ実食!甘いソースが柔らかいとんかつに甘いソースがドンピシャ合っていてとてもおいしい。そして、たれの付いたご飯までもがおいしい!私には少し量が多く、お腹がいっぱいになりました。次は1枚にしよう。

見事なはみ出し(わらじカツ丼)
見事なはみ出し(わらじカツ丼)
かなりのボリューム(わらじカツ丼)
かなりのボリューム(わらじカツ丼)

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秩父ミューズパーク(秩父郡小鹿野町)

秩父市と小鹿野町にまたがる豊かな自然環境に恵まれた長尾根丘陵に、音楽堂・野外ステージ、ミューズの泉、大庭園などの芸術・文化施設、多彩なスポーツ施設があり、魅力いっぱいの四季折々の自然とともにお楽しみいただけます。

公式サイトより

安田屋さんから約10km、10分くらい。おそらく埼玉県民の方の憩いの場、とにかく広大な敷地にいろいろな施設が入っています。駐車場もそこいらじゅうにあり、今回訪れた「旅立ちの丘」の他にも展望台はいくつかあるようです。さらに四輪バギーやカートコースまであるので特にお子様がいる方は何回来ても飽きないのではないでしょうか。

今回立ち寄ったところは「展望ちびっこ広場 駐車場 ⑫北」にある「旅立ちの丘展望台」という場所で階段を昇り、リングをくぐるとメロディが流れ、先端にたどり着くと合唱が聞こえてきます。そこからの眺めは大変良く、季節や時間帯によって雲海や夜景がみられるスポットとして知られています。

旅立ちの丘看板
旅立ちの丘看板
旅立ちの丘階段
旅立ちの丘階段
旅立ちの丘展望台からの眺望
秩父の眺望とFire Storm
秩父の眺望とFire Storm

まとめ

2022年のコロナ制限が解除された初のゴールデンウイークなのでどこに行っても混雑は必至。しかし、少しルートを外したり、知名度の低めの場所を選ぶことで人混みを避けた開放的なツーリングが楽しめることができました。帰りはあえて国道299を通ったのですが「道の駅あしがくぼ」を先頭にかなりの渋滞ででした(14:00頃)。今回のルートは混雑を避けたい人向けのコースだと思います。

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