【キネマの神様】日本/2021年

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松竹映画の100周年記念、「男はつらいよ」シリーズの山田洋次監督、沢田研二主演の作品。実は日本映画+ファンタジーっぽい要素なイメージがあり敬遠してましたがキャスティングやストーリー、演出など意外と良かったです。

キネマの神様
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基本情報

監督:山田洋次

出演:沢田研二・菅田将暉・永野芽郁・野田洋次郎・リリー・フランキー・前田旺志郎・北川景子・寺島しのぶ・小林稔侍・宮本信子

公開:2021年 日本

あらすじ

映画監督を志すも夢破れ、今やギャンブルに明け暮れる借金まみれのゴウ。妻や娘にもすっかり見放されている。そんな中、幻となったゴウの初監督作品の脚本を読んだ孫の勇太は、その内容に感銘を受け、脚本賞に挑戦することを提案。ゴウは、自身の作品と向き合いながら、映画への愛を再確認していく・・・。

感想 ☆☆☆☆

まず、「男はつらいよ」シリーズが子供のころからあまり好きではなかったので、山田洋次監督の作品に興味はなかったが2002年の「たそがれ清兵衛 」以降の時代劇作品が心に刺さりまくった。そして逆に沢田研二は子供のころからカッコいいと思っていた(西城秀樹・野口五郎ではなく)。しかし、2018年のさいたまスーパーアリーナドタキャン事件で久しぶりに容姿を見てびっくり!髭をはやした太ったおじさんになっていた。しかもドタキャンの理由は空席が多くて自身のプライドが許せなかったとのことらしいじゃないですか。プライドがあるなら容姿にも気を使えよと・・。
そんな、沢田研二がプライドを捨てたのかどうかは知りませんが、現在の容姿を活かしたダメな男の役がピッタリ。昔、ドリフトのコントやったりテレビドラマにも出ていたので演技も違和感なし。志村けんがコロナ感染で亡くなったための代役とのことですが、沢田研二でよかったとすら思えます(志村けん版も観たいけど)」。あと、菅田将暉についてはどちらかというとイケメン側の人気のある俳優だと思っていたのですが「ディストラクション・ベイビーズ」でのしょーもない高校生役までこなせる才能のある役者で本作でもいい好演でした。作品自体は夢を追いかける青春時代の友情や恋、そして過去と落ちぶれたリアルな現在(と夫婦愛)が見事に交差するファンタジックな演出でちょいちょい笑いも入れてきて最後は感動させてくれるという良作でした。

※参考までに沢田研二の色気たっぷりの動画も。

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