以前の記事でオフロードブーツの防水対策として「防水ソックス」を紹介したのですが、今回はソール部分からの水染みを防ぐために、コーキング処理をしてみました。
雨予報の日などはあらかじめ解っているので防水ソックスなどの準備ができますが、林道やコース走行当日は晴れなのに数日前の雨で水たまりが残っていたりするとやっぱりソールの縫い目からブーツ内に水が染み込んでしまいます。そこで、タイルやサッシなどのコーキング材(シーリング材)を使って対策を講じてみました。
用意するもの
プラスドライバー
ブーツのつま先の金具(スチールトゥ)を外すために使用します。
コーキング材
今回はブーツ用なので少量の使い切りタイプ(100ml)を使用しました。ブーツのソール左右2足分に使用しましたが、使い方にもよりますが十分な量で余るかと思います。少量だと割高になるので、その他の用途にもコーキング材使う予定があるのであれば一般的な330mlでも安いので良いかと思いますが、その際は「コーキングガン」も必要です。
カッター、またはハサミ
コーキング材の先端を切るのに使います。
マスキングテープ・ヘラ
今回使用しませんでしたが、仕上がり(見た目)の良さを気にされる方はマスキングテープやヘラを利用した方が良いかもしれません。
つま先の金具(スチールトゥ)を外す
私のブーツは上部3本、底部2本のビスで固定されていたので、プラスドライバーで外していきます。
コーキング作業
コーキング材の先端(赤線)をカットして、ブーツソールの縫い目に沿ってコーキング材を充填していきます。※商品の説明・使用方法は事前に確認しましょう。コーキング材は10分程で固まり始めて24時間で完全に固まりますので、作業後は1日ほど放置します。
効果確認
完全に硬化後に水道水をかけてみましたが、染みてこないようです。
今までは下の画像のような水深5~10cmほどのステップより低い水たまりでも、水はねで染み込んできたのですが、施工後はしみ込みがなくなりました。
まとめ
オフロードブーツは汚れるのが当たり前、ましてや人のブーツのソール部分なんて気にする人はあまりいないと思い今回は仕上がりや見た目は無視しての施工でしたが、1000円以下なので費用対効果はかなり大きく感じました。もちろん、大雨や深い水たまりに入ったらどんなブーツでも水が浸入してくるのはすべてのブーツにいえることだと思いますので過度な期待は禁物です。