今回は、初めて購入したオフロードヘルメット「HJC」のエントリーモデルとなる「S-MXII」のデザインやサイズ感などについての紹介となります。価格も安くて安全性にも優れているため初心者が初めて使うヘルメットの選択肢としてはかなり適していると思います。
HJC(エイチジェーシー)ヘルメットについて
日本では「アライ」と「ショウエイ」の存在がとても大きく、私自身もオンロードでは「アライ」を使用しています。日本国内では「HJC」の知名度はあまり高くないようですが、世界的シェアではトップクラスを誇る韓国のヘルメットメーカーです。また、手ごろな価格ながら複数の安全規格に対応しており、日本では「RSタイチ」が販売を手掛けている点や、ヤマハ純正「Y’S GEAR(ワイズギア)」へのOEM供給している点などから商品の性能は間違いないメーカーだと言えます。
CS-MXⅡ CREEPER(ホワイト)[HJH213]
このモデルを選んだ理由としては、まずは価格。日本の二大メーカーのオフロード用だと軽く40,000円を超えてくるのにこのモデルは20,000円切ってます。なのに、安全性についてはSG・JIS規格は当たり前として、MFJ公認まで取れてるのでレースにも対応できており性能面でも申し分ありません。
詳しいスペックなどは下記の公式サイトにて確認してください。
デザイン
オフロードヘルメットはゴツくて派手なグラフィックのイメージがありますが、このモデルはシンプルな造形ながらもオリジナリティのあるグラフィックで控えめなところが好印象でした。表面はマット仕上げ(艶消し)でサラサラした手触りとなっています。同モデルでもソリッドカラーや違うグラフィックのものもあるので選択肢は広がります。
サイズ感
先に触れましたがオンロード用にはアライの「RX-7X」を使用していますが、サイズは「57・58」でジャストサイズです。アライヘルメット公式サイトのFAQ(Q6)「ヘルメットのサイズの選び方は?」に記載されている計測方法で自身の頭は実測57㎝でした。購入者のレビューを見ていると「HJCは小さ目なのでワンサイズ上を選んだ方がいい」という意見が散見されましたが、私はキツめが好みなのと動きの激しいオフロード走行をするうえでヘルメットが緩む(ズレる・動く)のが嫌だったのでMサイズを選択。被ってみた感触はアライは面で包み込むような感覚ですが、HJCは頬やこめかみなどを点で押さえる感じがします。これは決してホールド性が悪いわけではなく、若干キツめなのと相まって私としては安心感があり好印象でした。近くに取扱い店舗があって試着するのが一番いいのですが、HJCの全サイズを置いてあるお店はそうそう見当たらない気がします。キツいのが嫌な方はやはりワンサイズ上を選んだほうが無難なのかもしれません。
本体重量
アライのRX7-Xとの実測比較です。RX7-Xが1.6kgでCS-MXⅡが1.4kgなので200gの差ですが、手に持ったり実際に被った印象は想像以上に軽いです。安全性が担保されているのであれば軽量なほど首などへの負担が少なく疲労軽減につながります。
まとめ
人生初となるオフロードヘルメット。使用した方々のレビューを参考にしながらこのHJCヘルメットを選んだのですが、とても満足しています。これで大丈夫なのかというくらい軽いのですが、安全面も問題なし。形や色、グラフィックなどは個人の好みがあるかと思いますが、他人におススメできるかと言われたら、自分のような初心者であれば経済的負担も少ないので間違いなくおススメできると言えます。余談になりますが初めてこのヘルメットを被って公道デビューしたのが1月初旬の早朝でした。そういう作りなのは理解していましたが、風がガンガン入ってくるので、寒いこと寒いこと。冬の自走は状況に応じてフルフェイスと使い分けようかと思います。