オフロードブーツのつま先に付いているあれ、メーカーによりますが「スチールトゥ」や「トゥキャップ」と呼ばれる金属の部品。木の根や岩などからつま先を守るためものだと思っていたら、ソール(靴底)のめくれ防止のために付いているようです。使っているうちにネジが外れたり変形したりすることがありましたが、とうとう気づかないうちに紛失してしまいましたので補修しました。
部品購入
私の使用している「W2 E-MX9オフロードブーツ」はバックルは補修パーツとしてあるのですが、つま先金具のみの販売はしていないようです。ガエルネやThor (ソアー)のブーツでは単品販売があるものの正規販売店での購入が証明できないと単品では売ってくれません。少々値が張りますが、アルパインスターズはAmazonでも購入可能です(2023年10月現在)。
内容物はトゥキャップ本体。ビス6本、ステープル10本です。ソール側は3つの穴があり、付属の3本のビスで止めるようですが、上側は穴が10個空いているのに付属のビスがないので、別途購入が必要だと思っていたらタッカーの針(ステープル)が付属していました。
取付作業
仮付けしてみたら、ほぼピッタリです。取付の際は念のためハンマーで押し込みました。
底面はビスで留めるだけなので特に難しいことはありませんが、タッピングビスなので押しながらドライバーを回すので、電動ドライバーがあればかなり楽ができそうです。
ステープルが私の持っているタッカーでは使えないサイズなので、ハンマーで打ち込もうと思いましたがつま先部分が邪魔して打ち込めません。
ウォーターポンププライヤーを使ってみたら簡単に打ちもむことができましたが、ソールがゴムなので若干浮いてしまいます。
抜け落ち防止のためステープルの頭の部分にコーキング材を使いたかったのですが、あいにく切らしてしまっていたのでとりあえず木工用ボンドで代用。
これで完成。左足側ももう少し使ったら早めに交換しようかと思います。
まとめ
他メーカーの金具自体の価格は2,000円以下で販売しているようですが、各メーカーに問い合わせをしたりと意外と入手に手間取りました。今回上面は付属のステープルを使用しましたが、場合によってはビスを使った方がいいかもしれません。しばらくこのまま使用して問題があれば対応を考えていこうかと思います。