PET/CT検査は、ブドウ糖に似た薬剤(18F-FDG)を注射し、がん細胞などの活動(糖代謝)を画像化して全身を一度に調べる検査です。
前回の9月18日にがん告知を受けてから待つこと12日。この期間の本当に長いこと長いこと……。 自分なりに情報収集をしようと、咽頭がん患者さんのブログや咽頭がんに関わる医師のYouTubeを見たり、ネットを漁ったりして一喜一憂していました。
そこで分かったのは、咽頭がんの初期症状(喉や首に違和感があり数週間経っても治らないため、近所の耳鼻咽喉科を受診⇒内視鏡検査⇒紹介状を持って大きな病院へ、という流れ)については概ね同じだが、咽頭がんでも部位(上・中・下)や患者さんごとにその後の症状・治療法が様々だということ。参考にはなるものの、自分にそのまま当てはまるかは分からない、ということでした。
そんなわけで本日、PET/CT検査を受けてきました。 早めに病院に到着したのに、駐車場が満車!15分ほど待たされ焦りましたが、受付を済ませてほぼ定刻(10分前)に検査室(PET/RIセンター)へ到着しました。
食事制限
- 予約時間の5時間前から絶食:バイクに乗るとき以外は基本的に朝食を食べないので問題なし。
- ガム、飴、糖分の入った飲料(缶コーヒー、スポーツドリンクなど)禁止:毎日インスタントのブラックコーヒーを飲んでいますが、禁止とは書いていないものの、念のため白湯に置き換え。
- 血糖降下薬の服用禁止:使用なし。
持ち物
- 水またはお茶(500ml以上・糖分を含まないもの):保温水筒に白湯を用意。
- 問診票:特に問診票の体重記入欄は重要です。体重によって使用する放射性薬剤(FDG)の投与量が決まるとのことだったので、今朝、体重計に乗って正確に計測しました。
検査の流れと所要時間

1. 注射(18F-FDGを静脈注射):約5分 必要に応じて検査着に着替えます。注射の際、特に痛みや身体の変化はありませんでした。
2. 個室待機(全身に薬が行き渡るまで):約50分 この病院では、1つの部屋がパーテーションで4つに仕切られており、ゆったりとしたソファとテレビ(イヤホンあり)が設置されていました。スマホの持ち込みもOKです。 準備した白湯を飲みながらアマプラ(Amazonプライム・ビデオ)で映画を観て過ごしました。時間になると室内スピーカーで名前が呼ばれ、トイレを済ませてから検査室に入るよう指示されます。
3. PET/CT撮影(検査):約30分 頭部、膝裏、両腕をある程度固定され、あまり動いてはいけないようです。MRIのように大きな音が響くわけではないので、何となくウトウトしているうちに検査が終わりました。
4. 待機:約30分 撮影した画像が正しく撮れているかの確認や、体調調整のために待機室で30分ほど過ごします。今回はありませんでしたが、必要に応じて追加撮影を行う場合もあるようです。 ※水分補給:体内に残った検査薬(FDG)を早く体外へ排出(排尿)するため、水分を多めに摂るよう案内されました。
今回の検査は特に痛みや苦痛を伴うものではなかったので楽でした。 この検査結果によってがんのステージング(大きさや転移状況)が判明するので、そこからが本番だと思います。予選タイムで出場クラスが決まる感じなのかなー。
次回は10月2日の結果確認のための受診です。
PETとは、positron emission tomography (陽電子放出断層撮影) の略で、放射能を含む薬剤を用いる、核医学検査の一種。放射性薬剤を体内に投与し、その分析を特殊なカメラでとらえて画像化します。
CTなどの画像検査では、通常、頭部、胸部、腹部などと部位を絞って検査を行いますが、PET検査では、全身を一度に調べることが出来ます。核医学検査は、使用するくすりにより、さまざまな目的に利用されていますが、現在PET検査といえば大半がブドウ糖代謝の指標となる18F-FDGというくすりを用いた”FDG-PET検査”です。
CT検査などでは形の異常を診るのに対し、PET検査では、ブドウ糖代謝などの機能から異常をみます。臓器のかたちだけで判断がつかないときに、機能をみることで診断の精度を上げることができます。
PET検査は、通常がんや炎症の病巣を調べたり、腫瘍の大きさや場所の特定、良性・悪性の区別、転移状況や治療効果の判定、再発の診断などに利用されています。アルツハイマー病やてんかん、心筋梗塞を調べるのにも使われています。下のような病気で、この検査が必要とされる条件を満たす場合には、健康保険が適用されます。
国立国際医療センターHPより引用


